◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(23日・さいたまスーパーアリーナ) 元世界女王で、06年トリノ、10年バンクーバー五輪代表の安藤美姫(26)=新横浜プリンスク=が、現役最後の全日本選手権で、有終の美を飾った。ソチ五輪代表選考を兼ね、女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)5位の安藤は171・12点で7位に終わった。五輪出場はかなわなかったが、まな娘がいる会場で演技し「きょうのこの日が一番幸せ」と涙をぬぐった。
鳴りやまない拍手に涙が止まらない。1万7000人超の観客に安藤は笑顔で手を振った。「きょうのこの日が一番幸せ。最高ではないけどこれで気持ちよく終われた。きょうが最後だと思う」。演技後の会見で、涙ながらに引退を宣言した。
競技者人生に幕を下ろす演技は、ジュニア時代から愛した「火の鳥」。4分10秒の演技に魂を込めた。漆黒の新しい衣装に身を包み、荘厳な曲調に合わせて舞った。冒頭には、07年世界選手権で初めて金メダルを獲得した大技で女子では最高難度の3回転ルッツ―3回転ループの2連続ジャンプを組み込んだ。五輪はほぼ届かない位置。「自分らしく。安藤美姫がどうありたいかを大切にした。今できる最高難度を選んだ」。他に用意したジャンプもほとんどが失敗した。しかし、安藤らしく最後まで挑戦をする姿勢を貫いた。
滑走前、自身のツイッターに「今日がきっとラスト」と予告を入れて滑走。全盛期にはほど遠い内容だったが、穏やかな表情しかなかった。
競技者として有終の美を飾った日は、ママとして記念すべき日にもなった。会場入りする前のホテルで、帯同させている8か月のまな娘「ひまわり」ちゃんが、初めて「つかまり立ち」をした。トレーナーにマッサージを受けているママの横で、長いマツゲにぱちりとした黒い瞳を輝かせながら立っていた。会場にも来たまな娘を前に、励まされるようにリンクに出ると、代名詞のジャンプで攻めた。
第一線を退き「今後はコーチとして、後進を指導したい。スケーターとしての夢でもあるので」と安藤。一時代を築いた世界女王が静かにリンクを去った。
安藤美姫「きょうのこの日が一番幸せ。自分らしく。今できる最高難度を選んだ。五輪よりも自分らしく。安藤美姫がどうありたいかを大切にした」
鳴りやまない拍手に涙が止まらない。1万7000人超の観客に安藤は笑顔で手を振った。「きょうのこの日が一番幸せ。最高ではないけどこれで気持ちよく終われた。きょうが最後だと思う」。演技後の会見で、涙ながらに引退を宣言した。
競技者人生に幕を下ろす演技は、ジュニア時代から愛した「火の鳥」。4分10秒の演技に魂を込めた。漆黒の新しい衣装に身を包み、荘厳な曲調に合わせて舞った。冒頭には、07年世界選手権で初めて金メダルを獲得した大技で女子では最高難度の3回転ルッツ―3回転ループの2連続ジャンプを組み込んだ。五輪はほぼ届かない位置。「自分らしく。安藤美姫がどうありたいかを大切にした。今できる最高難度を選んだ」。他に用意したジャンプもほとんどが失敗した。しかし、安藤らしく最後まで挑戦をする姿勢を貫いた。
滑走前、自身のツイッターに「今日がきっとラスト」と予告を入れて滑走。全盛期にはほど遠い内容だったが、穏やかな表情しかなかった。
競技者として有終の美を飾った日は、ママとして記念すべき日にもなった。会場入りする前のホテルで、帯同させている8か月のまな娘「ひまわり」ちゃんが、初めて「つかまり立ち」をした。トレーナーにマッサージを受けているママの横で、長いマツゲにぱちりとした黒い瞳を輝かせながら立っていた。会場にも来たまな娘を前に、励まされるようにリンクに出ると、代名詞のジャンプで攻めた。
第一線を退き「今後はコーチとして、後進を指導したい。スケーターとしての夢でもあるので」と安藤。一時代を築いた世界女王が静かにリンクを去った。
安藤美姫「きょうのこの日が一番幸せ。自分らしく。今できる最高難度を選んだ。五輪よりも自分らしく。安藤美姫がどうありたいかを大切にした」
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